ウコン
(学名:Curcuma longa L.) |
英名はTurmeric。沖縄の方言では"うっちん"と呼ばれる。熱帯アジアを原産地とし、インドをはじめ、
インドネシア、ベトナム、中国南部などで栽培されている。国内では沖縄、九州南部での栽培が盛ん。
根茎には有効成分の一つである黄色色素のクルクミンが豊富に含まれている。
根茎の外観は赤みがかった茶色で、切断面は鮮やかなオレンジ色に発色し、時間とともに退色する
ウコンはショウガ科の多年草で、日本では沖縄、鹿児島、奄美大島などに自生します。
薬用として用いられるのは根茎で、太古の時代には「卑弥呼の秘薬」とも呼ばれ
、特に肝臓病、糖尿病、高血圧、心臓病に効果があるとされてきました。 |
ウコンの主成分であるクルクミンに、目を見張るような作用がいくつもあります。強肝作用、抗ガン作用、
活性酸素除去作用、抗菌作用,抗炎症作用、健胃作用、抗血栓作用、利尿作用、
美肌作用など多くの効果があります。
|
ウコンの栽培が盛んな沖縄では、「二日酔いにはウコン」というのが常識で、肝臓薬の代名詞になっているほどです。「肝硬変が改善された」「糖尿病、高血圧、狭心症が全快した」などの体験談もあります。
アメリカオハイオ州の大学教授が、「ウコンに含まれるクルクミンと精油成分は、活性酸素を除去する上でビタミンCやEよりも即効性があり、ガンを抑制する効果もある」と発表し、大きな反響を呼びました。 |
| "ウコン"の機能性 |
肝機能改善から抗酸化、発がん抑制、健胃作用まで
「第2回 代替医療学会」(10月)で新たな発表 |
"ウコン"の有効成分には、食材や染料としても利用されているクルクミン(黄色色素)と、精油成分
(芳香性のある揮発性の油成分)、豊富なミネラルがある。クルクミンは、厚生省、文部省、科学技術庁が合同で、
平成6年に開始した「ガン克服新10ヵ年計画」で取り上げられたほか、米国でもすでに皮膚がんや大腸がんに対する
有用性が発表されており、国内の各企業もさまざまな角度から機能性研究を行っている。しかし、
約100種類あるといわれる精油成分については、そのうちの一部しか明らかにされていない
クルクミンはウコン、クニッツに多く、キョウオウにも含まれており、
紫外線で分解しやすいという特徴がある。一方、精油成分はキョウオウ
、ガジュツに多く含まれている。
|
"ウコン"の有用性については、肝機能の改善、肝疾患予防、アルコール対応などが
消費者レベルまで浸透しているが、抗酸化作用や抗腫瘍作用、発がん抑制作用、
胆汁分泌促進作用、健胃作用、免疫力強化についても、95年に「日本癌学会」
「日本薬学会」「和漢薬学会」などで発表されている。さらに、今年10月に横浜で開かれる「第2回
代替医療学会」では、キョウオウ、ウコン、ガジュツについて新たな研究報告が行われる予定だ。
|